『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』を観てきました。
ドリス・ヴァン・ノッテンは20代の頃からいつか着たいと思っていた憧れのブランド。
このドキュメンタリーはドリス・ヴァン・ノッテンの2014年9月〜2016年1月に行われたファッションショーの舞台裏と服にかける想いが描かれた映画。
真面目で完璧主義の彼が、1着1着にかける情熱が本当に素晴らしい。
パートナーやスタッフと共に過ごしている日常の空気感が穏やかで、ドリス・ヴァン・ノッテンがどれだけ信頼されているかが伝わってきました。
流行にとらわれず、生地の素材や刺繍で自己表現しつづける姿。
柄と柄との組み合わせを丁寧に選んでいく姿。
庭でお花を摘んで生けたり、綺麗なフルーツをカットして食べている日常のシーン。
日々の丁寧な暮らしから、すべてのクリエーションが成り立っていました。
「ファッションという言葉は好きじゃない」
「時代を超えたタイムレスな服を作りたい」
「その人に寄り添って共に成長していける服を作りたい」
という言葉にとても共感しました。
インドで刺繍をするための工房を作りインド人の雇用も守る、それを続けていくために刺繍の入った服をデザインする…
経営者としても素晴らしい方です。
心が豊かで一生懸命でぶれない、ドリス・ヴァン・ノッテンがさらに好きになりました。
花を絶やさない暮らしに憧れます。
そして、私も信念を貫く仕事をしたい。
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