恵比寿の東京都写真美術館で開催中の
『In to the Pictures』を観に行ってきました。
ウィリアム・エグルストン、ロバート・フランク、ロバート・アダムス、鈴木理策…など、有名写真家さんの写真がテーマごとに展示されていました。
この写真展は、写真に対しての解説が一切なく、質問が1つ、2つ書かれていて、それについて1枚の写真をじっくり観察して想像し、考える展示でした。
スマートフォンでの写真撮影がOKの美術館やギャラリーが増えたり、解説をじっくり読んで、確認作業のように写真や絵をさらっと観る…
私自身もそんな風に写真や絵を観ていましたが、写真展の冒頭にこのことについて書かれていて、ドキッとしてしまいました。
1枚の写真から、
どんな人が写っているのか
その人は何を見ているのか
誰と住んでいて、その場面でどんな出来事が起きているのか
どんな音が聴こえてくるか
どんなメッセージが込められているのか
美術館で、写真家さんが一瞬を切り取った写真をじっくりゆっくり想像力を膨らませて観たのは初めてでした。
今後の写真の見方や絵の見方が変わりそうです。
それ以外でも日常生活で電車や街ですれ違う人の背景を考えてみるのも面白そう。
ものごとの見方や考え方が少し変わる感覚の写真展でした。
ぜひ足を運んでじっくりゆっくり観てみてください♡
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