Isamu Noguchi : Ways of Discovery

ART

I went to see the Isamu Noguchi exhibition at  Tokyo Metropolitan Art Museum in Ueno.

It was interesting. I was able to see a lot of sculptures there.

Many sculptures were made by Isamu Noguchi while he was living in Paris, New York and Japan.

He kept changing where he lived and his works kept changing.

I was fascinated by his works because he doesn’t change his mind and spirit.

I think he had refined spirit to purify his flexible mind.

I was able to learn many things about his life through his wonderful work.



上野の東京都美術館で開催中の『イサム・ノグチ 発見の道』を観に行ってきました。

イサム・ノグチの作品を初めて観たのは、2019年にニューヨークに行った時

クイーンズにあるイサムノグチ美術館で、自然と融合するような洗練されたデザインと存在感がある作品を観て、彼の大ファンになりました。



この展覧会は、イサム・ノグチが彫刻を始め、独自の石彫に至るまでの長い道のりをフロアごとに3章構成でたどっていくもの。

1階は1940年代から80年代までのパリでの作品「彫刻の宇宙」

2階はその後パリから移り住んだニューヨークでの作品「かろみの世界」 

3階は香川県牟礼町での作品「石の庭」

が展示されていました。


1階には、光の彫刻と言われる「あかり」。そしてたくさんの石の彫刻が展示されていました。



岐阜提灯がもとになった作品で、イサムノグチの作品を身近に感じられるように、買いやすい価格、人々の生活に馴染むようなものとして作られたそう。



150灯の「あかり」のインスタレーションはとにかく迫力がありました。

昔の日本を思い出す、懐かしくてホッとするような温かさを感じさせる作品でした。


2階に移動して、印象的だったのは、1階に展示されていた石の作品とは全く違う、アルミで創られた作品。



これは、パリからニューヨークに移り住みイサム・ノグチの心境の変化を写し出していました。

パリは石が良く合うけれどもニューヨークは合わない。石じゃない。と考えて、飛行機の素材としても使われているアルミを使った作品に切り替えたということ。

一枚の折り紙をイメージして作った作品は、とても洗練され、ユニークな作品ばかりでした。

なにより土地や街の雰囲気に合わせて作品の素材を変えたことに驚きました。

環境の変化により、作品のイメージも素材も変えるということはきっとものすごく思い切った決断をされたのではないかなと感じます。


3階に移動して、目の前に広がっていたのは自然の石の美しさをそのままにした大きな石の彫刻。

石に魅了されて、移り住んだ香川県牟礼町での晩年の作品。

その土地にある石の独特の素材をみて、少しずつ削って、石の魅力を引き出した作品は、対話をするように作られたような愛情を感じるものでした。


さまざまな土地に移り住み、作風を変化させていったイサム・ノグチの作品。

彼の環境への順応性と土地のものを大事にすること、なにより変化を恐れないながらも自分の芯をぶらさずに作り続けたということが、伝わる展示でした。

本当に感動しました。


大きな変化に対して自分は変化し続けられるのか、と作品を見ながら考えさせられました。

こんな柔軟で洗練された人になりたい。


『イサム・ノグチ 発見の道』は8月29日まで。