なかなか旅に行けない日々が続くため、また少しだけニューヨークの旅行記を。
グリニッジ・ヴィレッジにあるホイットニー美術館に行く前に立ち寄ったStarbucks Reserve Roastery 。

Starbucks Reserve Roastery は店内に焙煎所があり、広い開放感のある造りが特徴の店舗。
コーヒー豆が天井に張り巡らされているパイプの中を、ダイナミックにあちこち行ったり来たりしています。
シアトル、上海、ミラノに続きニューヨークは4店舗目。
去年、日本でも中目黒にもできていましたね。
メニューは、豆を選べたり、他のスターバックスにはないドリンクがあったり…とにかくたくさんの種類に圧倒されました。

何が何だかわからなかったので、とりあえず持ち帰りで、1番左上にあった「CLOVER BREWED」をオーダー。
コーヒーを待ちながらぼんやり立って店内をキョロキョロ眺めていると…
近くでコーヒーを飲んでいたお客さんに、席を探していると思われたのか「ここ座りなよ」と声をかけられ、「持ち帰りだから大丈夫、ありがとう」と返すとニコッと返してくれました。
そのあと他のお客さんにも「ここ座りなよ」と声をかけてもらい、なんて優しい街なんだと感動。
2度目はしっかり座らせていただきました。
そんなにキョロキョロしていたのかな…

ニューヨークの街は、駅など公共の場所には一切トイレがなく、カフェでコーヒーを買ったタイミングじゃないと行くことができないため、こちらでもお借りしました。
階段で地下に降りると薄暗い広いフロアにたくさんのトイレ。
驚いたのは、性別が関係ないトイレだったので、男女国籍問わず、色々な人が利用していたこと。
日本では、フェス以外でこんな光景をみたことがなかったので、とても新鮮でした。
これが、世界の最先端で、最後に行き着くところなのかなと。
すべての人々の平等を感じました。

コーヒーはもちろん美味しくて、スタッフさんもお客さんもフレンドリー。
持ち帰りのコーヒー1杯のつもりで立ち寄ったお店でしたが、素晴らしい体験と感動がありました。
ここは、本当に平和で平等な世界。
世界中がこんな世の中であってほしいと心から願っています。