SADAO WATANABE ORCHESTRA

LIFE

Blue Noteに渡辺貞夫さんの演奏を聴きに行ってきました。



渡辺貞夫さんは日本を代表するサックスプレーヤーで、私が渡辺さんのことを知ったのは去年。

ニューヨークのBlue Noteに行った時、隣に座っていたアメリカ人の男性が「日本の神戸に渡辺貞夫のジャズを聴きに行ったことがあるよ。渡辺貞夫知ってる?」と質問され、知らなかった私はその場で調べて、いつか絶対聴きに行こうと決心。

私は、中学生のころ3年間吹奏楽部でサックスを担当していたのですが、こんな素晴らしい方の存在を知らずに生きてきたなんて…と少しショックを受けつつ。

あれから1年、公演があることを知り、早速行ってきました。



東京のBlue Noteは2回目。感染症対策として店内は半分の客数だったため、以前とはまた違った印象。もともと広い店内ですが、より見通しがよく、開放感がありました。


どこからかサックスのメロディーが聴こえ渡辺さんとオーケストラの方々が登場。

この1フレーズだけで鳥肌がたちました。

演奏は全部で10曲とアンコールで3曲。


渡辺さんの音は優しさと力強さがあり、なんとも言えない心地よさ。

オーケストラの方々の演奏も本当に素晴らしく、トランペットやドラム、サックスなどそれぞれの楽器のソロパートは、演奏者さん1人1人の個性がでるような迫力のあるものでした。

そして、1人の方が曲によって2つ3つ楽器を演奏していたことに驚き。



最後に渡辺さんのサックス、そしてピアノ、ドラム、チェロの4人が演奏した「花が咲く」という曲に涙が出ました。


東日本大震災のときに作詞岩井俊二さん作詞、菅野よう子さん作曲で作られたこの曲は、世界中が大変な状況の今もより心に響きます。

久しぶりに演奏を生で聴くことができて、演奏者さんの思いを身近で感じることができた夜でした。