渋谷Bunkamuraでアンコール開催中の「Forever Saul Leiter」を観に行ってきました。
この写真展は以前のブログにも書いたように、3月8日で終了予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていたそう。
7月22日から9月28日までもう一度開催とのことだったので、再び行ってきました。
館内は以前よりも人が少なかったため、ゆっくりと1枚1枚見ることができました。
2月に見たはずが、「あれ、こんな写真あったっけ?」とまた新鮮な気持ちに。
じっくり見たはずが、記憶ってあてにならないですね。
やはり何度見ても、彼の写真は本当に溜息がでるほど美しい。
ドキドキと高揚します。

前回もいろいろと散りばめられたメッセージに心を打たれましたが、今回響いた言葉。
I think that mysterious things happen in familiar places. We don’t always need to run to the other end of the world.
神秘的なことは、馴染み深い場所で起こる。なにも、世界の裏側まで行く必要はないのだ。
遠くに行かなくても身近なところに感動があるよ、と。
遠くに出かけなくても海外に行けなくても、身近に幸せや美しいものってあるんだよなとソールライターの生き方や考え方が身に染みました。

ソールライターが描いた絵やお父さんとお母さんの写真。最愛の妹が描いた絵も展示されていました。
すべて見終わって外に出たときには、心が満たされたように、とにかく感動でいっぱいな気持ちに。
しばらくモグラのような休日を過ごしていたので、ドキドキしたり感動したりふわっと気持ちが高まるような体験は久しぶり。
綺麗な作品に触れるっていいなとあらためて感じました。
開催中にぜひ足を運んでみてくださいね。